鹿の角を使ったウォールハンガーをDIY

総務のウエハラです。
秋ですねー。今年も我が家に植えてあるアケビが何個か開きましたので食べました。
凄く美味しい訳ではありませんが年1回食べるのを楽しみにしています。
また私は寒いのが苦手なので深まる秋を憂鬱に感じる今日この頃です。

さて、今回もDIYをしましたので紹介したいと思います。
以前から会社の方に鹿の角をもらっていて何に使おうか考えていたのですが、特に変わった事も思いつかず月並みですがウォールハンガー(フック)を作成したいと思います。

材料は以下の通り。
鹿の角
1×4材
壁取付けブラケット
だけとなります。

目次

木材の切断

流石に板1枚に角を貼り付けるだけでは面白くないので、1×4材を二段に組んでから取り付けることにしました。
木材を30cmぐらいに2枚、20cmぐらいを1枚。20cmの方を縦に切ります。

これで木材カットは終了。軽く紙ヤスリしてからこんな感じで組んでみたいと思います。
接合は木ダボでやってみます。

木材の接合(失敗あり)

ドリルガイド、ダボマーカーを使って穴をあけて仮に組んでみましたがどうも1mmぐらいズレる。
という事でキッパリと木ダボ継ぎは止めてビス留めに切替。
木ダボで穴を埋めて木工ボンドで仮止め。自作クランプで固定してちょっと放置します。

丸ノコのベースに歪みがあるらしく、断面が真っ直ぐではないのでちょっと隙間が出来ます。色塗れば分からないとは思いますが、とりあえずマスキングテープを貼り木工パテで隙間を埋めます。

木工パテが乾いたらまた紙ヤスリで微妙な段差を削ります。

新兵器、皿取錐と埋木錐

ここで以前購入して使ってみたかった、皿取錐と埋木錐

皿取錐で下穴と、ビス頭が隠れるように深く穴を空け65mmのビスを打ち込む。

別途用意したダボを埋めると、木材の質が違うので目立つし、塗装したら塗料の染み込みが違ってさらに目立つ事がありますが、これなら同じ木材の端材から作るので材質は一緒で目立ちません。
とまあ知った風に言ってますが初めて使うのでどうなるかはやってみてからのお楽しみ。

早速端材でダボを作ってみます。
インパクトドライバーでテンションかけるとダボが途中で折れてしまうので慎重に。

マイナスドライバーを挟んでテコの原理で根元を折り取り出します。
そのままでは穴に入りにくいのでハンマーで先っちょを軽く叩き、木工用ボンドを付けてアサリの無いノコギリで切り取ると完成。
出っ張りが少し大きかったら鉋で削って紙ヤスリを掛ける。

色は目立たないけど木目の向きと、穴を開けた分の長さと同じようなダボを作らないと、木目が細かくなって完全な一体感が出ません。次回に生かしたいと思います。

塗装

それでは、色を塗っていきたいと思います。
ずいぶん前に使って残っていたセリア(100均)の水性ニス、ウォールナットを塗ります。
色ムラを気にして塗っていると濃くなってしまいました。
一旦乾かしてみますが、やっぱりなんか真っ黒。

何か気に入らないのでヤスリで磨いて再度塗装。
今度はいい具合に木目が出ました。

角の加工

これでやっと土台の板は完成。
次に鹿の角を少し加工して行きたいと思います。
土台に取り付けた時に少し邪魔になる根元を削ります。
ノコギリで大まかに切った後、ダイソー(100均)で買った砥石は金属用みたいですが、これで削っていきます。

鹿の角は思った以上に堅くて切ったり削ったりするのは大変でした。本当は他も削りたかったのですが手間なのでここまでにします。

角と土台の取付

だいたい削れたら土台に当ててみて、これで良しとしよう。
取付箇所を決めたらドリルで穴を開け、貫通したら裏から皿取り錐でビスが入る部分を削ります。

土台に穴が空いたら鹿の角にも下穴を開けるのですが、角に直接穴を開けると土台とズレる事を恐れ、どうしたらいいか考えたあげく養生テープでベタベタと固定して土台に付けたまま下穴を開けました。

ここで裏からビス留めも成功。ビスで鹿の角が持つのかよく分かりませんが取れるようなら両サイドでボルト固定しかないかなと思います。

壁へ取付

ここまで来たら後は壁に取り付けるだけ。
ここでナゲシレールブラケットを取り付けます。

先に壁へ取付。ドア横は下地があったのでビスで、左側は石膏ボードのみのため専用ピンで固定します。
取付幅は土台のサイズに合わないとダメですが、高さは大体で大丈夫。

取付方の説明が難しいので公式の取付方法を見て貰えれば分かりやすいですが、壁側と、取り付けるハンガー側と別々のパーツで引っ掛けるようになります。取外しも簡単。

水平を取りながら両面テープの付いたパーツを土台に取り付けてからビス留めします。

完成!!

壁に取り付けてやっと完成。

土台を2段にしたのは角を斜めに取り付けたかったのと隙間部分にフックやハンガーも取付け出来るためです。

とりあえず何か掛ける物を探してみましたが特になく帽子を掛けてみました。

あとがき

今回もDIYの記事となってしまいましたが、長い間 鹿の角の使い道を考えていたのでとりあえず満足です。
DIYってやって行くうちに色々道具が欲しくなってきますね。10mmの穴を空けたければ10mmのドリルビット。今回のようにビス部分に埋木したければ埋木錐など、また木材も買うと高い。
もしも今度DIYするならとりあえず丸鋸だけは買って木が真っ直ぐ切れるようにしたいです。

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